それは飯田のゴールでしょ
J2リーグ第35節
3-3の引き分けで
勝ち点1の結果に終わる
1番印象に
残っているのは
松本山雅の2点目
ゴール前の混戦から
誰かの足に当たって
ボールは
山形のゴールに入った
彼も「俺!?」って
言う感じで
周りの味方の確認してる
「そうですあなたです」
DAZNの前で深くうなずく私
しかし
「オウンゴールということです」
と乾いた女性の声
いやいやいや
ちょうどTwitterを開いて
DAZNを見ていたので
トークラインを見ると
フォロワーの山雅サポは
みな同じ意見である
「いーちゃんだよ」
「当たってるって」
「しかも足だよ足」
足だよ足?笑
飯田が足でゴールした
という異質な?状況で
盛り上がりたい
そんな特有な感じもした
極めつけはこの試合を
DAZNで解説していた
佐藤悠介さんである
「飯田のゴールですよ」
「当たってますよ」
「すねに当たってます」
さっきのトークラインに
あがっていたセリフを
テレビ用に丁寧に言語化
しただけのセリフが並ぶ
前半が終わり後半に入る時
「飯田選手のゴールになりました」
と乾いた女性の声
得点者の公式記録が
オウンゴールから
飯田選手に変わったようだ
「そうでしょうーー」
今日イチの納得声で
解説は佐藤悠介さん
いい気持ちで後半に入った
1番すがすがしい気持ちで
後半に臨んだのは
佐藤さんのような気がしたが
岩上祐三の起用法から思ういくつかのこと
2018シーズンの松本山雅
昨年までの
ポジションとは
別のポジションに
変えながらも
出場時間を長く
保っている選手がいる
岩間雄大(2257分)
ポジションは
センターバックと
ボランチ
石原崇兆(2933分)
ポジションは
左サイドと
シャドー
ここに最近
岩上祐三が追加された
ポジションは
シャドーと
右サイド
そしてボランチ
第34節の熊本戦で
起用されている
出場時間は2452分
※全て第34節の
熊本戦までの時間
複数のポジションで
使われる選手とは
どんな選手なのか?と
考えを巡らせてみる
本来のポジションと
別でやるわけなので
適応能力が高いことが
まず想像できる
ただ
適応能力が高い
といっても
本来のポジションと比べ
まだまだ100%万全でない
可能性は充分
それでも使われる
それは
適応への意欲の高さが
見られるということ
つまりはそうしてでも
試合に出たいという
情熱=パッションの高さが
見られるということ
それは信頼度という
印象値として
練習から監督に映っても
不思議ではないと思う
そんな選手が3人も
ベテランと中堅
パッション=情熱と
もう一つ
ロジック=論理も
ちゃんと
持ち合わせてる選手ばかり
怪我の巧名とは
上手く言ったモノで
長期離脱の選手は
出てきたものの
プラスに捉えて
得るものはあった
特に岩上祐三
ここ最近の試合でも
高精度のキックで
結果を出している
アウェイ福岡戦の
ジネイ弾
ホーム熊本戦の
セルジーニョ弾
どちらの起点も
途中から出てきた
彼の描く放物線から
総力戦として戦う
残り試合を見据えても
他チームに比べて大きな
アドバンテージだと感じる
選手のリラックス方法
ストレス発散が下手
という自己認識がある
仕事から離れても
仕事のことを考えるし
考えるというかむしろ
漠然と不安なことを
頭の中で無限ループで
再生させている日もある
もし仮に自分が
サッカー選手
だったとしたら…
決定機を外した日は
眠れない自信があるし
「自分が原因で負けた」
と思えば試合翌日も
絶賛憂鬱中だと思う
アスリートとして
精神的な部分から
体がもたなそうだ
チームのある
松本市にオーナーとして
カフェを開いたり
帽子をデザインして
サポーターも買えるように
販売してくれたり
サッカー選手として
だけではなくピッチ外でも
松本の街や
松本山雅のサポーターとの
距離をとても近くに
感じさせてくれる
カフェも帽子も
行ってることは決して
簡単なことばかりではない
でも逆に本人自身が
サッカー選手とは別の顔で
リラックスしてる方に
転がっていると感じている
その証拠にサッカーの方でも
キチンと結果を出している
強い選手はメンタルが強い
というのは
サッカーに限らずいろんな
スポーツの世界で聞く話だ
ここでいう
メンタルが強いとは
上に書いた
サッカー以外の活動で
自分の中で上手く
気持ちを切り替える力を
指すんじゃないかと思う
不安を封じ込める
という
内側へのアプローチ
だけでなく
別方向で自分が
リラックス出来る
何かを生み出す
という
外側へのアプローチ
これもまた
仮に自分が
サッカー選手だったら
思い付いてないし
やれない行動だと思う
不安に対して
どう対処するかも大事だが
どう切り替えるか
どういなすかも
大事だなと思った話
ウルトラOneSoul
B'zのボーカル
稲葉浩志
最近気付いたこと
2人は同じ
1964年生まれ
学年違いの
同級生である
誕生月は
稲葉さんが9月
反町さんは3月で
早生まれになる
B'zは今年の9月で
結成30周年
ライブを見に行った
ステージ上で
年齢を感じさせない
パフォーマンスを見せる
稲葉さんを見て
反町監督がこんな風に
跳ねたり
叫んだり
踊ったり
してるようなものだよな
と思い出し
ちょっと萌えた
2人の共通点は
「魂」でもある
B'zの
ヒット曲「Ultra Soul」
松本山雅の
スローガン「One Soul」
ウルトラ=すごい
ワン=1つの
ソウル=魂
これなら
あのてっぺんの頂まで
全緑登頂出来るはず
一番古いサポ仲間の話
その男との出会いは
大学時代にまで遡る
長野県から
神奈川県へと
進学した
大学とは全国各地
いろんな人が
集まっている場所
中学や高校とは
違うんだぜと意識した
とある教室が
その日の集合場所
教室の手前に
話しかけるチャンス
ドフリーな男がいる
誰も周りにいない
ドフリーである
ふかさなければ
間違いなくゴール
ここは勇気をもって!だ
「どこから来たのですか?」
「え…はい…長野県です」
「へ?NAGANO?」
「はい…実家は松本です」
なんじゃそりゃ
俺の高校の
友達の
中学時代からの
友達だった
ひとり暮らしの
アパートは
俺のアパートから
自転車で10分の所
B'zが好きで
野球もオリンピックも
スポーツ全般好き
大学生の今のこと以外で
話す話題がありすぎた
しかしだんだんと
スポーツについては
サッカーの話が
割合を占めることが
多くなってきた
Jリーグは
横浜か磐田か
東京か川崎か平塚
それ以外は日本代表
神奈川県内にある
スタジアムには
観戦で全て観て回った
故郷の長野県に
松本山雅という
チームが存在する
そこはまだ知らない2人
地元に
サッカーチームが
あったら最高だ
そんな話すら
当時はしていなかった
大学を卒業し
大学で過ごした年月と
同じくらいの
月日が流れた頃
卒業後も
頻繁に会っていたが
報道で発表のあの日
僕らはすぐに連絡をとった
あの松田直樹だ
よね?そうだよね?と
ここでも入口はまだ
松本ではなく松田
俺たちが学生のあの頃
スタジアムで観てた頃
ピッチで暴れまくってた
あの松田直樹
次に2人で
アルウィンに行ったのは
同シーズンの
SAGAWAとのゲーム
松田直樹逝去後の試合
メンタル的に
天国と地獄の
両方を味わった
それは唯一彼とだけ
その後
シーパスを買って
俺は本格的に
アルウィンへ通い出す
東京で働く彼は
それは出来ないが
それでも今は
関東アウェイほぼ100%
それ以外も
エリアによりけり約50%
あと勝負所での
アルウィンには100%
不思議なことに
約束なくても必ず会う
松本とサッカー
共通項がありすぎた2人は
最終的にこの2つで
落ち着いた
これは一生続いていく
野生の勘で感じる
かりがね練習場に
毎日足を運ぶ老後
パラソルの下
チェアに腰掛けて
練習を見守る
そしてそのまま
息を引き取とっている
理想の最期だね
と彼は言っていた
迷惑駐車以上に
クラブに迷惑をかけるな
と思いつつ
その考え方自体は
わからんでもないぜと内心
神奈川で巡り会った
同じ故郷松本の友
神奈川のチームで見た
スーパースター
最後に選んだチーム松本
そのチームを
一緒に応援している
1番古いサポ仲間だ
こうやって書いてて
だんだんと思い出す
あの大学の教室の前で
出会った時
彼はGregoryの
リュックを背負っていた
既に緑色のリュックだった
精神的な余裕と引き出しの数
その2点を決めた
セルジーニョ選手の話
やはり前半11分の
オーバーヘッドで
決めたシュートが
最大のハイライトだ
セルジーニョは
先週の第33節
vsレノファ山口戦でも
前半9分に
クロスバー直撃の
シュートを打っている
熊本戦の
ゴールを見た時に
個人的にはこの
プレーが頭をよぎった
共通点はスピード
パスを受けてから
シュートを打つまで
そのスピードがもう
めちゃくちゃ速いのだ
山口戦のシュートも
熊本戦に劣らず
かなりトリッキーな
打ち方だった
・シュート打つ判断力
・打ち方のイメージ力
・実際に実現させる力
熊本戦のゴールは
最低でも
この3つを経由して
決めたと思われる
そして
これを実現させた力が
「精神的な余裕」だと
思っている
もちろんそれ以前に
セルジーニョの持つ
シュートのパターンや
打ち方の引き出しの多さが
あることは間違いないが
引き出しはもっていても
大事な場面で出せるかには
「精神的な余裕」が
絡んでくると思うからだ
サッカー以外でも
例えば人前で話す時に
イメージしてたことが
緊張で8割も話せず
イメージ通りにいかない人
反対に
アドリブをはさみつつ
その場で思いついたことも
盛り込みながら
人前で悠然としゃべれる人
もいる
サッカーの話に戻して
守る側からすれば
コイツは
何してくるかわからん
って選手は
嫌な選手の特徴だと思う
想像の範囲を超えてくる
プレーをしてくるからだ
それを実現させるのは
持ち前の引き出しの多さ
そして
それを引き出す精神的な余裕
だと考える
ブラジル人選手って
基本的に陽気な印象で
悔しい試合の後でも
翌日には陽気な写真や
動画をSNSにあげてたりする
※選手によって異なるけど
昔は
「何やってんだよ」
って思いがした
最近では
「上手く切り替えてるな」
むしろ
「メンタルが強いな」
って思っている
嫌味じゃない
それは
気持ちの切り替え方が
日本人は難しいのでは
と思うからだ
私が
「何やってんだよ」
って最初に思っていたのが
その証拠である
戻ってきた選手たちと総力戦へ
松本山雅の
登録選手の中には
今シーズン初登録の
2人の選手がいた
安川有選手と
三島康平選手である
公式には
出てなかったけど
開幕前から故障で
離脱中という話は
新聞で見たり
人からの伝聞で
なんとなく聞いていた
このタイミングで
戻ってきたのは
選手は元より
チームとしても大きい
9/16(日)に行われた
松本イオンモールでの
トークショー
その日の招待選手だった
橋内優也選手は
こんなことを言っていた
ケガ人も少しずつ
戻ってきている
やっと全員
そろったって感じ
これからチームは
残り試合を
総力戦で戦える
ロアッソ熊本戦は
まさにそれを
実現した試合になった
残り8試合
このメンバーで
戦えるのも
残り8試合
試合前に
大型ビジョンに流れる
その日の登録選手の
紹介VTR
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