地方のサッカークラブを応援することから学ぶブログ

安曇野市に住みながら松本山雅というサッカークラブの応援を通じて学ぶことを中心に書いています

九州のおっさんサポの話

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松本山雅の2016シーズン
熊本での開幕戦の
ブログを書いていたら
思い出したことがあった

それがタイトルの
九州のおっさんサポの話だ


熊本で負け試合を食らって
いそいそと駐車場に向かってた時
不意に話かけられた

なんか嫌みでも言われるんか?
と思っていたら全然違った
話は当時ウチの正GKの
シュミットダニエルについて

前年シーズンは熊本で戦っていた


「ダン君 調子悪そうだね」

「へ?そうですか??」

「そうだよ 見れば分かる」


口調と目尻がとても優しい
勝った勢いで相手サポ捕まえて
話しかけてきた訳ではなさそうだ


「でも調子が戻れば問題ないよ」

「…そうだといいんですけどね」


調子のバロメーターとは
どうもダンのキック精度だったらしい


「昨年あれにはたくさん助けられたからね」


と最後に言い残して別れた
そのキック精度の高さを
知ることになるのはもう少し先の話だが


たまたまなのかもしれないが
昨年アウェイのスタジアムで
急に話しかけられたのも九州だった


長崎
「いやはやー遠くからお疲れさまですー」

大分
「松本からここまでどんくらいかかんだー」


と両者極めて絶妙にフレンドリーである


さらには握手まで求められて
新政党の若手議員みたいな気持ちに
確かどっちかお土産をもらった記憶
※本当に議員だったら
投票と同時に私逮捕であるかもしれぬ…


他クラブのサポとの交流には
衝突や小競り合いのイメージが
強かったのだけど
九州で話しかけられた人は
みんな穏やかで優しかった
(J2だから?とかは嫌だな)



自分の住んでる街に
サッカークラブが出来て
そこに週替わりで
しかも全国各地から
年齢も性別もいろんな人が
大挙として訪れるということは
一体どんな気持ちなのだろうか

それは年を重ねる毎に
捉え方が変わってくるのかも
しれないと感じたし
その時まで自分がクラブを永らく愛し
スタジアムに来れていたのならば
遠方からの他サポに優しくなれると思う


器量と寛容さ まだまだこれからである