地方のサッカークラブを応援することから学ぶブログ

安曇野市に住みながら松本山雅というサッカークラブの応援を通じて学ぶことを中心に書いています

以前所属していた選手との戦い

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サッカーをはじめ
スポーツには
「古巣対決」
という言葉がある

選手が以前
所属していたチームと
敵として
対決することがそれだ



松本山雅
Jリーグ参入の歴が
長くなるにつれて
この古巣対決が
年々増えてきている



よく見られるのは
リーグ戦である

天皇杯とか
カップ戦もあるが
その多くがリーグ戦


つまり
同カテゴリー間で
移籍をした選手
ということになる


近年の松本山雅
クラブ規模から見ると

同カテゴリー間の移籍は
「上へのステップアップ型」
という
評価をさらに上げての移籍
よりは

「今より出場機会求めて型」
という
評価が少し下降した時の移籍
を意味するケースが
多くなっていると見る


かつて松本にいたが
あまり出番が無かった為
他のチームに移籍した

そのチームで
松本との対戦時に見事
出場機会を勝ち取り
ピッチ上に敵として
立ちはだかっている図式


この状況は見る側にとって
なかなか複雑なところだ


選手が
チームを出て行く理由は
いくつかあると思うが
「出場機会を求めて」は
サポは何も言えないと思う

選手には限られた時間の
輝かしい選手生命があるからだ


さらにウチとの試合で
試合への出場を
叶えている現実を見ると
その選手の気合いや
思いや努力などを感じ
何を応援していいやら
わからなくなる



昨年の2017シーズン

松本山雅から
V・ファーレン長崎に移籍した
飯尾竜太朗選手を
ホーム戦とアウェイ戦
両方を現地で見た


松本のホームでは
長崎が0-3の完敗
涙ながらに松本側の
ピッチまで回ってくれた
姿は印象的だった

しかしアウェイの長崎
0-1で松本の完敗
しかも決勝点は飯尾竜太朗

ヒーローインタビューで
三菱電機の羽釜の炊飯器を
ガッツリ手にしていたことを
思い出す

出来すぎたストーリーに
印象的というよりは
呆然としたことを覚えている



この2試合を通じて思ったのは

出場機会を求めて
ウチを出て行った選手は
新天地で頑張ってほしい

でも

ウチとの試合の時は
あんまり活躍しないでね


とても自分勝手だと思うが
それは心からの本音でもある


つまり
その選手のことが今でも好きで
心に残っているという証拠なのだ