精神的な余裕と引き出しの数
その2点を決めた
セルジーニョ選手の話
やはり前半11分の
オーバーヘッドで
決めたシュートが
最大のハイライトだ
セルジーニョは
先週の第33節
vsレノファ山口戦でも
前半9分に
クロスバー直撃の
シュートを打っている
熊本戦の
ゴールを見た時に
個人的にはこの
プレーが頭をよぎった
共通点はスピード
パスを受けてから
シュートを打つまで
そのスピードがもう
めちゃくちゃ速いのだ
山口戦のシュートも
熊本戦に劣らず
かなりトリッキーな
打ち方だった
・シュート打つ判断力
・打ち方のイメージ力
・実際に実現させる力
熊本戦のゴールは
最低でも
この3つを経由して
決めたと思われる
そして
これを実現させた力が
「精神的な余裕」だと
思っている
もちろんそれ以前に
セルジーニョの持つ
シュートのパターンや
打ち方の引き出しの多さが
あることは間違いないが
引き出しはもっていても
大事な場面で出せるかには
「精神的な余裕」が
絡んでくると思うからだ
サッカー以外でも
例えば人前で話す時に
イメージしてたことが
緊張で8割も話せず
イメージ通りにいかない人
反対に
アドリブをはさみつつ
その場で思いついたことも
盛り込みながら
人前で悠然としゃべれる人
もいる
サッカーの話に戻して
守る側からすれば
コイツは
何してくるかわからん
って選手は
嫌な選手の特徴だと思う
想像の範囲を超えてくる
プレーをしてくるからだ
それを実現させるのは
持ち前の引き出しの多さ
そして
それを引き出す精神的な余裕
だと考える
ブラジル人選手って
基本的に陽気な印象で
悔しい試合の後でも
翌日には陽気な写真や
動画をSNSにあげてたりする
※選手によって異なるけど
昔は
「何やってんだよ」
って思いがした
最近では
「上手く切り替えてるな」
むしろ
「メンタルが強いな」
って思っている
嫌味じゃない
それは
気持ちの切り替え方が
日本人は難しいのでは
と思うからだ
私が
「何やってんだよ」
って最初に思っていたのが
その証拠である