地方のサッカークラブを応援することから学ぶブログ

安曇野市に住みながら松本山雅というサッカークラブの応援を通じて学ぶことを中心に書いています

大阪に住んでる山雅サポの話

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時は2015年の4月

GWの初日に私は
大阪の万博競技場へ
松本山初のJ1シーズン
アウェイでのG大阪

来年には竣工中の
吹田スタジアムでの開催が
決まっていてG大阪にとっては
ホームラスト万博の年だった


そこに あの男は居た

彼は後に西日本を
中心としたアウェイで
時には松本で一緒に
観戦と観光をする仲間になる


彼の第一印象は
超ヤバそうな奴だった笑

とにかく目がヤバい
ランランとしている笑

修学旅行前の学生のように
当日の楽しみが前日の睡眠に
勝ったような感じだった


でもまぁ
それなら悪い気はしない

すでに10人位が並ぶ
アウェイ席自由席の列
彼の後ろについた
この時 時刻は朝8時前


「…松本からですか?」

最初に話しかけてくれたのは
彼からだった
私と同じように松本から来た
学生?かと思ってたので

「そうだよ 高校生?」

と何校か聞くレベルで聞いた

「はい 府内から来ました」

「へ??大阪人ですか??」


今と変わらず
大阪人には見えない風貌と言葉
なんでそもそも
大阪出身の若い子がこんな朝早くに
しかも山雅側の
ゴール裏自由席に並んでいるのか
もうよくわからなかった
夜行バスで大阪に着いたこともあり
思考回路もよく回らない


聞くと 高校卒業したての社会人

松本山雅の試合を初めて見たのは
前年のアウェイ西京極の京都戦
その時はメインで見てて
ゴール裏の応援になんじゃこりゃ
と思ったのがきっかけという
この試合は松本山雅がPO圏内である
6位以内を決めた試合だった


そこから2015年シーズン開幕戦
極寒の広島戦で初アルウィンを踏む
ナビスコのアウェイ鳥栖戦も現地へ

そして4試合目
地元大阪で開催されるアウェイ戦
そりゃ目もランランとなるよね


「今日を死ぬほど楽しみにしてました」


その言葉に偽りを感じなかった

そしておもむろに
山崎パンの6個入り
ミニ小粒アンパンを差し出す

間違いなくいい奴であった



早く着いて万博公園内を回ろうと
ぼんやり思っていた計画に
この素晴らしい現地ガイドが付く

万博公園太陽の塔に留まらず
竣工中の吹田スタジアム
その横にあるG大阪のクラブハウス
試合前からとても充実した時間になる


試合には負けてしまったけど
実はその辺はあまり覚えていない


くくるのタコ焼きに並ぶサポを見て

「なんでこんなん並んでるんや…」

と唖然としていたり

試合中に周りからブーイングが出ると

「へ…下手くそすぎる…」

と呆然としてたり
※まぁそりゃ青黒の裏で応援してたならね

その辺のリアクションが実に新鮮だった

彼との出会いは間違いなく
松本山雅を通じないとそもそも
つながるはずが無い関係だった

大阪と松本 確かなつながりがある


その日は連絡先を交換し
6月にアルウィンで再会
降格が決まってしまった
アウェイ神戸も一緒に見た

そして2016年の4月GW初日
大阪から車で淡路島を超え
アウェイ愛媛まで遠征に出た

出会ってちょうど1年が経っていた


ちなみに
このブログを書いてる日は
彼の誕生日である

おめでとう!
今年も西日本中心によろしくね