刀の使い手は鉄砲に遅れる
タイトルの言葉は
糸井重里の本か雑誌か
何かで読んだ時に
とても記憶に残った言葉
一流を極めた人は
それに変わる新しい分野が
出てきた時に順応するまで
時間がかかるもの…という解釈
マンガなどであれば
どんな新しい分野でも
スグに極めて
まさに無敵のヒーロー
にでもなるところだけど…
現実は
そうはいかない
人間は
そんなに器用ではない
松本山雅は
J1から降格した
2年ほど前から
戦術や戦い方に
変化を加えてきた
その1つがビルドアップ
自分たちで
ボールをつないで
後ろから前へ運ぶ力
それは新しく加入してくる
選手のタイプにも現れる
昔では考えられないような
テクニシャン系など技術が
高い選手も集まるようになった
他の分野で
頂点を制した選手は
新たな技術の
取得に時間がかかる
例えば
空中戦で
無敵の強さを誇る
エアバトラー
もって生まれた
強靱な肉体
ヘディングの強さと
打点の高さ
誰もがみんな
なれるわけじゃない
その選手にとって
プロの世界を戦い抜く
最大の武器と自信
ビルドアップが
例え苦手だとしても
それを吹き飛ばす
その誰にも負けない
強みを知ってる
それでピンチを救う
場面は何度も見てきた
自分が1番
自信がある部分で
勝負所を制してくれれば
そこからの自信が
チームの勢いを生んでくれれば
と思っています