ワールドカップを体感した話
6月14日
ロシアW杯開幕
まだあまり
その余韻が無い
ロシアvs
サウジアラビアの
開幕戦を見て
それがニュースに流れ
そして日本戦が
近付いてくると
ジワジワと
沸いてくるだろうか
この
沸いてくる実感値
私は実際に
リアルな体感を
したことがある
日韓W杯の頃
私は学生で
神奈川県に居た
その時の話だ
当時私が住んでいた
藤沢市の近隣
湘南エリアの平塚市
スーパーイーグルスこと
アフリカの一国
ナイジェリアの
ナショナルチームが
キャンプをはっていた
その日
緑色とオレンジ色の
電車で有名な
東海道線に乗っていた私
藤沢に向かう電車で
ワールドカップを体感する
おそらく
平塚駅だったと思う
扉が開いた瞬間に
大音量が入ってきた
見るとおそらく
ナイジェリアサポーター
大音量が流れる
スピーカーを肩に担ぎ
歌いながら陽気に
5人ほどで車両に入ってきた
当時の日韓W杯開催前
日本では連日
暴徒化して暴れる
サッカーのサポーターを
フーリガンと揶揄し
その生態や対策について
連日テレビで特集されていた
中でも
凶悪なフーリガンがいる
とされた?サッカーの母国
イングランドが来る札幌では
防災訓練のような
町をあげての
フーリガン対策の様子も
取り上げられていた
なので
電車の中に入ってきた
目の前のサポーターを
半分はフーリガンでは
ないかと疑いながら
警戒する反面
その車内での自由奔放さに
逆に緊張して何も出来ない
状態になってしまった
ナイジェリアサポーターに
見向きもせず私も含め
耐えることを選んだ
同じ車両内にいる日本人
3駅ほどして彼らは下車した
あの時ほど強烈に
ワールドカップを
身近に感じたことはない
ナイジェリアは
死のグループと呼ばれる
予選グループで敗退した
あの時に予選グループを
突破していたらもう少し
自分の普段の生活に
ワールドカップが介入して
来たのかもしれないが