ゴールの花火よ上がれ
最近のJ2リーグ
ゴールという結果が
ハットトリックという
派手な花火として
各地で打ち上がっている
第34節を前にした
現段階において
直近の試合で
ハットトリックを
記録した選手を記すと
〇第32節 河田篤秀
vsFC岐阜
〇第29節 バラル
vsモンテディオ山形
〇第28節 イバ
vsロアッソ熊本
記録した選手の
所属チームはバラバラ
また各対戦相手も
全て異なるというのも
スゴい特徴である
「獲りどころ」みたいな
穴のチームがいない
ただし下位のチームは多い
ハットトリックは
単純に
スタジアム中が
盛り上がる
点取りが仕事の
FWのすごさを
見せつける瞬間でもある
サッカーの醍醐味は
やっぱり見ていて
スゴいと思うFWのゴール
盛り上がらない訳がない
これが意外と絞りにくい
FW以外の場合も充分に
ありえると今年の
チームを見ていて思う
最近点を獲っていない
あの選手
ケガから復帰してくる
あの選手
いつもは影のMVPな
あの選手
想像は膨らむばかり
今この時期に
まず目の前の
勝利だけを求める
今この時期に
高望みであると
わかっていながら
ハットトリックは
やはり見てみたい
それぞれの古巣対決
サッカー選手に
移籍はつきもの
だから
前所属チームとの
対決の場合
その選手に注目が
集まることは多い
「古巣対決」
というやつである
2018年に在籍している
松本山雅の選手
同じJ2カテゴリーに
前所属チームが
存在する選手は●名と多い
※2018年の9月現在
古巣対決に向けた
選手へのスポットの
当たり方はいろいろ
例えば
試合会場で当日
入場時に配られるMDP
(マッチデープログラム)
の表紙を飾ったり
スポーツ紙のコラムで
主人公になって
インタビュー記事が
あがることもある
その
インタビュー記事の中で
1番印象に残っているのは
昨年に前所属の
徳島ヴォルディスとの
試合を前にした
橋内優也選手のインタビューだ
「成長するために
このチームへ移籍を決めた」
「だから…」
「移籍した今のチームが
前所属のチームよりも
上の順位にいないと
自分が来た意味はない」
こんな感じの内容だった
昨年のスタメン組みでは
新加入としては
ほぼ唯一と言っていい
スタメン固定の選手
それだけでも
頑張りは伝わっていたが
そこへさらに
応援したいと思わせるのに
十分なほど移籍への覚悟を
感じることが出来る記事だった
昨年2017年のシーズン
松本山雅は8位
徳島ヴォルディスは7位
勝ち点差僅か1で
順位は1つ下回った
今年のリーグ最終戦は
徳島ヴォルディス戦だ
しかもホーム戦である
今の順位と残り試合数で
考えると
自動昇格やPO圏内をかけた
熱い試合になるのはほぼ確実
昨年果たせなかった
チームとして1つ上に
そして結果的に
昨年果たせなかった
チームとして1つ
上のカテゴリーに
その瞬間
キャプテンマークを
巻いている男には
要注目である
シュートで終わること
松本山雅の試合を
応援している中で
思うことの1つに
「シュートで終わる」
がある
攻撃を仕掛ける時
FKやCKと違って
時間が流れる中で
得点が入りそうな
時がある
その時に
シュートを打って
終わりたいという
見てる側の欲望だ
いいパスワーク
いい攻め込み方
いいカウンター
全ては相手から
得点を奪う為の
プロセスである
打ったシュートが
外れることも
よくあることだし
外れること自体も
フィニッシュ精度という
また別の問題があるけど
シュート自体が無いと
見てる方は
「おいおい大丈夫か」
と不満から来る不安?が
どんどんと膨らんでくる
最終的には
もうプロセスいいから
結果生む為の
シュートが見たいんだと
気持ちがたどり着く
さらには
この時間が長く続くと
やる気はあるのか?と
見えてしまう時もある
こうやって書いてると
シュートは
「1つの答え」と思えてくる
その答えを
出すか出さないかが
シュートを打つ打たないの
分岐点になってる気がする
「1つの答え」と置き換えると
サッカー選手でない自分も
シュートを打つか打たないかで
迷うときがあるなと感じる
間違っててもいいから
意見を言うこと
間違っててもいいから
課題を提出すること
今の段階で
50点でも30点でもいいから
自分の中で
100点にしようとしないで
まずは出すこと
出すところから
次に進む手立てが
見つかることもある
という風な具合に
頭でわかっていても
体が動いていない時
心当たりありありである
シュートは
得点が入るように
慎重に打たなければならない
ここまでつないでくれた
みんなの期待や頑張りを
裏切らないように
慎重に打たなければならない
そう思えば思うほど
心理的に打てなくなる
でも打ってみたら…
ゴールしちゃうこともある
チャンスになることもある
自分は果たして
シュートを打ちに行く
姿勢や気持ちを
持ち合わせているのか
ミスを恐れず
気持ちで負けるな
とはサッカー選手の
為だけにあるコトバ
ではないなと感じる
試合のない平日の1日
キャプテンマークを巻く男
守りの要×2人という
渋いチョイスだった
しかし
トーク内容は
とても濃くて
早く次の試合を
見たいと思わせるのに
充分な中身だった
印象的だったのは
橋内選手の
話し方とその内容
「毎回同じことを
言ってしまうんだけど…」
と前置きしてスタート
考えてることや
言いたいことは
おそらく今シーズン
開幕してから
ほぼぶれてないんだな
と感じる
どう守るか
どう切り替えるか
ハッキリとした
言い回し
明瞭明確な
言い切り方から
メンタルの強さも
同時に感じる
そりゃ
キャプテンマーク巻くわ
納得
そんな
ゲームキャプテンが
対戦して1番
こいつ嫌だな~って
思った選手は?という
会場からの質問に
挙げた選手の名前は
意外にも
同じ松本山雅の
中美慶哉選手
昨日も練習で
ガンガン抜かれて
自分あんまり
そういうこと
経験したこと
無いんですよね~
と
この辺の発言からも
キャプテンシーを感じた
Get Myself Back
2018.09.16
安室奈美恵の引退
正式発表が
結構前だったので
引退を目前にすると
やはり寂しく
平成が終わるという
実感を感じ始めた
今日この頃でもあり
寂しさはひとしおだ
タイトルの
「Get Myself Back」は
安室奈美恵の曲である
余談だが
自分が好きな安室ちゃんの
曲の5本の指には入る
タイトルを直訳すると
「自分を取り戻す」だ
歌詞がとても前向き
その前向きな歌詞は
気持ちを向ける
方角について
外側ではなく内側への
アプローチを
うながしている
最近
松本山雅の試合が
アルウィンである日
この曲を車内で
かけることが多い
歌詞を耳にしながら
残り9試合をきった今
何が出来るかと考える
たぶん大切なことは
何も特別なことではなく
この順位までの
道のりを築き上げた
自分たちの力をいつも通り
解放することにあると思う
1週間に1度
90分という試合空間が
断続的に行われる中で
毎試合毎試合
相手や場所や雰囲気も
全く同じではない中で
いつも通りの結果を
出し続けていることは
強さの証だ
だからその強さを
毎試合ずつ
「取り戻し」て
いつもの力を
発揮すれば問題ない
戦う相手は外にいるが
その前に
自分の中の相手に
勝てていれば
大丈夫きっと
全てはうまくいく
歓喜と悲劇ともどかしさは紙一重
J2リーグ第33節
松本山雅vs
レノファ山口FC戦は
0-0のスコアレス
引き分けに終わった
天候は雨
普段はカッパを
着ることをためらう
自分だったが
そのためらいを消す
雨模様だった
1点獲っても
安心できない
2点獲っても
安心できない
3点獲っても
安心できない
それが
レノファの印象
正直2~3点の
失点覚悟だったので
個人的に完封は大きい
失点につながる
大ピンチもほぼなく
前半のジュリーニョの
ドリブル突破くらい
悪いゲームではなかった
ただ松本山雅が
勝てるゲームでもあった
決定機が多々あっただけに
悔やまれるシーンは多い
試合後
スタッツと言われる
ゲームデータを見て
いろいろ思ったことがあった
松本山雅の
シュート数は13本
レノファ山口の
シュート数は5本
ホームである松本の
圧倒的な攻め込みがわかる
前節の1-0で劇的勝利の
アウェイ福岡戦も同様に
試合データを見てみると…
松本山雅の
シュート数は8本
アビスパ福岡の
シュート数は12本
やや押されているし
映像で見ても
防戦一方な時間帯があった
つまり
今節の山口の立場は
前節の松本山雅の立場と
やや似通った
状況だったのでは?
と感じた
前節に松本山雅が
福岡相手に
やったようなことを
逆に山口に
やられる可能性ある
って
福岡戦を見ていた
人にはそんなことが
頭をよぎった試合
だったかもしれない
※私は前節の福岡戦を
ハイライトでしか
見ていなかったので
そこの部分の感覚を
持ち合わせていない…
もう1つ
ジネイの投入タイミングが
福岡戦とほぼ同じだったこと
これは先ほどの
頭によぎった話の良い方で
0-0からのジネイ投入は
かなり期待が出来たし
後半ロスタイムで
このジネイが得点を
決めたのか~と想像する
福岡戦での歓喜は相当な
モノだったことがわかる
こうやって見ていくと
歓喜と悲劇ともどかしさは
数㎝感覚で常に
隣合わせにあることがわかる
最後まで気を抜かず諦めず
残りの試合を見守るのみだ