地方のサッカークラブを応援することから学ぶブログ

安曇野市に住みながら松本山雅というサッカークラブの応援を通じて学ぶことを中心に書いています

選手クジで推しの選手は出ない話

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J2リーグ
松本山雅の第35節

ホームで
愛媛FCとの対戦試合


この試合のイベントで
販売された
ボンフィンストラップは
選手グッズの中でも
お気に入りの1品である


選手1人1人名前が入った
緑と白の色違いのリボン

加えて

4人の選手は
写真が入ったもう1パターン
守田達弥 藤田息吹
前田大然 永井龍
そしてガンズ君もまた
写真付きである

1回200円で
リボンは同選手で2本

なかなかお得だったので
8本分やってみた
結果が写真の結果である


なかなか引きがいい

全員がこの日の
スタメンであった


しかし
今年ユニフォームを買った
前田大然が出ない

さらにはいつも出てこない
石原崇兆もまた出てこない

石原くんはおそらく1番人気

SNS上ではいつも
迷子のお知らせかの如く
いろんな人が探している…


これだけ良い引きでも
個人的な推し選手と
1番人気の石原くんは
もう自分の手では
引き出せないなと確信した

カッパとかけて控えGKと説く

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松本山雅
試合を観に行くとき
荷物には必ず
「カッパ」を入れている

しかしこのカッパ
控えのゴールキーパーの如く
なかなか出番が無い


何故なら
持ってきている本人が
使うのを嫌がるという
矛盾した気持ちを
持ってるからだ


カッパ


まず
出すのが面倒くさい


次に
しまうのが面倒くさい

出すのもしまうのも
面倒くさい
だからやむなく出す時は
それ相応に
出さないといけないくらいの
雨にならないと出したくない


この通り
1番面倒くさいのは
そんな気持ちを
カッパと一緒に持っている
ご本人である


しかし
本当に困った時に
これだけ助かるものはない

そこもまた
控えのゴールキーパー
同じくらいの存在感が
あるのである

それは飯田のゴールでしょ

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J2リーグ第35節

松本山雅
アウェイで
モンテディオ山形

3-3の引き分けで
勝ち点1の結果に終わる 


1番印象に
残っているのは
松本山雅の2点目

セルジーニョ
コーナーキックからだ

ゴール前の混戦から
誰かの足に当たって
ボールは
山形のゴールに入った

カメラは喜ぶ
松本山雅の選手を映し
4番の飯田真輝を抜く

彼も「俺!?」って
言う感じで
周りの味方の確認してる


「そうですあなたです」


DAZNの前で深くうなずく私


しかし


オウンゴールということです」


と乾いた女性の声


いやいやいや


ちょうどTwitterを開いて
DAZNを見ていたので
トークラインを見ると
フォロワーの山雅サポは
みな同じ意見である


いーちゃんだよ」


「当たってるって」


「しかも足だよ足」


足だよ足?笑

飯田が足でゴールした
という異質な?状況で
盛り上がりたい
そんな特有な感じもした


極めつけはこの試合を
DAZNで解説していた
佐藤悠介さんである


「飯田のゴールですよ」


「当たってますよ」


「すねに当たってます」


さっきのトークラインに
あがっていたセリフを
テレビ用に丁寧に言語化
しただけのセリフが並ぶ


前半が終わり後半に入る時


「飯田選手のゴールになりました」


と乾いた女性の声

得点者の公式記録が
オウンゴールから
飯田選手に変わったようだ


「そうでしょうーー」


今日イチの納得声で
解説は佐藤悠介さん

Twitter
トークラインも納得の様子

いい気持ちで後半に入った


1番すがすがしい気持ちで
後半に臨んだのは
佐藤さんのような気がしたが

岩上祐三の起用法から思ういくつかのこと

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2018シーズンの松本山雅

昨年までの
ポジションとは
別のポジションに
変えながらも
出場時間を長く
保っている選手がいる


岩間雄大(2257分)
ポジションは
センターバック
ボランチ


石原崇兆(2933分)
ポジションは
左サイドと
シャドー


ここに最近
岩上祐三が追加された

ポジションは
シャドーと
右サイド

そしてボランチ

第34節の熊本戦で
起用されている

出場時間は2452分
※全て第34節の
熊本戦までの時間


複数のポジションで
使われる選手とは
どんな選手なのか?と
考えを巡らせてみる


本来のポジションと
別でやるわけなので
適応能力が高いことが
まず想像できる


ただ
適応能力が高い
といっても
本来のポジションと比べ
まだまだ100%万全でない
可能性は充分

それでも使われる

それは
適応への意欲の高さが
見られるということ
つまりはそうしてでも
試合に出たいという
情熱=パッションの高さが
見られるということ

それは信頼度という
印象値として
練習から監督に映っても
不思議ではないと思う


そんな選手が3人も

ベテランと中堅
パッション=情熱と
もう一つ
ロジック=論理も
ちゃんと
持ち合わせてる選手ばかり


怪我の巧名とは
上手く言ったモノで

長期離脱の選手は
出てきたものの
プラスに捉えて
得るものはあった


特に岩上祐三

ここ最近の試合でも
高精度のキックで
結果を出している

アウェイ福岡戦の
ジネイ弾
ホーム熊本戦の
セルジーニョ

どちらの起点も
途中から出てきた
彼の描く放物線から


総力戦として戦う
残り試合を見据えても
他チームに比べて大きな
アドバンテージだと感じる

選手のリラックス方法

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ストレス発散が下手


という自己認識がある

仕事から離れても
仕事のことを考えるし
考えるというかむしろ
漠然と不安なことを
頭の中で無限ループで
再生させている日もある


もし仮に自分が
サッカー選手
だったとしたら…

決定機を外した日は
眠れない自信があるし
「自分が原因で負けた」
と思えば試合翌日も
絶賛憂鬱中だと思う

アスリートとして
精神的な部分から
体がもたなそうだ



松本山雅
FW高崎寛之選手

チームのある
松本市にオーナーとして
カフェを開いたり
帽子をデザインして
サポーターも買えるように
販売してくれたり

サッカー選手として
だけではなくピッチ外でも
松本の街や
松本山雅のサポーターとの
距離をとても近くに
感じさせてくれる


カフェも帽子も
行ってることは決して
簡単なことばかりではない
でも逆に本人自身が
サッカー選手とは別の顔で
リラックスしてる方に
転がっていると感じている

その証拠にサッカーの方でも
キチンと結果を出している



強い選手はメンタルが強い

というのは
サッカーに限らずいろんな
スポーツの世界で聞く話だ


ここでいう
メンタルが強いとは
上に書いた
サッカー以外の活動で
自分の中で上手く
気持ちを切り替える力を
指すんじゃないかと思う


不安を封じ込める

という
内側へのアプローチ
だけでなく

別方向で自分が
リラックス出来る
何かを生み出す

という
外側へのアプローチ


これもまた
仮に自分が
サッカー選手だったら
思い付いてないし
やれない行動だと思う


不安に対して
どう対処するかも大事だが
どう切り替えるか
どういなすかも
大事だなと思った話

ウルトラOneSoul

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松本山雅の監督
反町康治

B'zのボーカル
稲葉浩志


最近気付いたこと

2人は同じ
1964年生まれ
学年違いの
同級生である

誕生月は
稲葉さんが9月
反町さんは3月で
早生まれになる


B'zは今年の9月で
結成30周年

ライブを見に行った

ステージ上で
年齢を感じさせない
パフォーマンスを見せる
稲葉さんを見て

反町監督がこんな風に

跳ねたり
叫んだり
踊ったり

してるようなものだよな
と思い出し


ちょっと萌えた


2人の共通点は
「魂」でもある

B'zの
ヒット曲「Ultra Soul

松本山雅
スローガン「One Soul」


ウルトラ=すごい
ワン=1つの
ソウル=魂


これなら
あのてっぺんの頂まで
全緑登頂出来るはず

一番古いサポ仲間の話

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その男との出会いは
大学時代にまで遡る



長野県から
神奈川県へと
進学した

大学とは全国各地
いろんな人が
集まっている場所
中学や高校とは
違うんだぜと意識した


とある教室が
その日の集合場所

教室の手前に
話しかけるチャンス
ドフリーな男がいる

誰も周りにいない
ドフリーである
ふかさなければ
間違いなくゴール


ここは勇気をもって!だ


「どこから来たのですか?」

「え…はい…長野県です」

「へ?NAGANO?」

「はい…実家は松本です」


なんじゃそりゃ

俺の高校の
友達の
中学時代からの
友達だった


ひとり暮らしの
アパートは
俺のアパートから
自転車で10分の所

B'zが好きで
野球もオリンピックも
スポーツ全般好き
大学生の今のこと以外で
話す話題がありすぎた


しかしだんだんと
スポーツについては
サッカーの話が
割合を占めることが
多くなってきた

Jリーグ
横浜か磐田か
東京か川崎か平塚
それ以外は日本代表
神奈川県内にある
スタジアムには
観戦で全て観て回った


故郷の長野県に
松本山雅という
チームが存在する
そこはまだ知らない2人

地元に
サッカーチームが
あったら最高だ

そんな話すら
当時はしていなかった


大学を卒業し
大学で過ごした年月と
同じくらいの
月日が流れた頃

松田直樹
松本山雅にやって来た

卒業後も
頻繁に会っていたが
報道で発表のあの日
僕らはすぐに連絡をとった
あの松田直樹
よね?そうだよね?と

ここでも入口はまだ
松本ではなく松田
俺たちが学生のあの頃
スタジアムで観てた頃
ピッチで暴れまくってた
あの松田直樹


松本山雅に触れ
2人で初めて
アルウィンに行った

信州ダービーだった
相手は長野パルセイロ
最高の勝利を見た


次に2人で
アルウィンに行ったのは
同シーズンの
SAGAWAとのゲーム
松田直樹逝去後の試合


メンタル的に
天国と地獄の
両方を味わった

それは唯一彼とだけ


その後
シーパスを買って
俺は本格的に
アルウィンへ通い出す

東京で働く彼は
それは出来ないが

それでも今は
関東アウェイほぼ100%
それ以外も
エリアによりけり約50%
あと勝負所での
アルウィンには100%

不思議なことに
約束なくても必ず会う



松本とサッカー

共通項がありすぎた2人は
最終的にこの2つで
落ち着いた

これは一生続いていく
野生の勘で感じる



かりがね練習場に
毎日足を運ぶ老後

パラソルの下
チェアに腰掛けて
練習を見守る

そしてそのまま
息を引き取とっている

理想の最期だね
と彼は言っていた

迷惑駐車以上に
クラブに迷惑をかけるな
と思いつつ
その考え方自体は
わからんでもないぜと内心


神奈川で巡り会った
同じ故郷松本の友
神奈川のチームで見た
スーパースター
最後に選んだチーム松本

そのチームを
一緒に応援している
1番古いサポ仲間だ


こうやって書いてて
だんだんと思い出す
あの大学の教室の前で
出会った時
彼はGregoryの
リュックを背負っていた

既に緑色のリュックだった