地方のサッカークラブを応援することから学ぶブログ

安曇野市に住みながら松本山雅というサッカークラブの応援を通じて学ぶことを中心に書いています

エースFWに求めてしまう理由

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今年のこれまでの
松本山雅における
FW高崎寛之について


もっと点を獲ってくれ!


という声が
最近よく聞こえてくる




もっと点を!

そう
思ってしまうには
2つの理由があると思う



1つは個人成績


2016年は
シーズン途中ながら
37試合で16得点

完全移籍を果たした
2017年は
41試合で19得点


2年連続でこの実績は
どんなFWでも
出来る芸当では無い


今このブログを
書いているのが
第17節の終了時点

単純比較で昨年の
第17節までと比べると


昨年は
この時点で7ゴール


アルウィン開幕戦の
千葉戦での2ゴールを
はじめとして
J1昇格を果たした
名古屋と長崎相手に
1ゴールずつ
乱打戦になった
讃岐戦と金沢戦でも
得点している

どんなゲームでも
高崎は決めている
という印象が
振り返っても多い


しかし今年は
まだ3ゴールにとどまる


きっちり数字を残し
その実力の高さを
証明していることが

逆に

求める部分を
強くしている気がする


もっと獲れる!と




もう1つは
チーム得点力の少なさ


今年も
1試合辺りの得点は多くなく
しかし
1試合辺りの失点も少なく

松本山雅
勝ち点を積み上げている



なので時々

どこかのチームが
大勝していたり
誰かハットトリック
決めていたりすると

どこか
うらやましく見えて

うちも!FW!
もっと点獲らないと!
ってな感覚になる




これで
チームの調子が悪い場合

FWが
点を獲らないから
勝てないんだ!

と責められるのは
よく耳にする話だ


しかしチームは
17節を終わって

今年は
7勝3敗7分の勝ち点28

昨年との同時期比較だと

6勝6敗5分の勝ち点23


まさに上向きである



今年の松本山雅
特に
2列目のポジションに
得点が期待できる
アタッカーや
シャドーストライカー
多く存在している

そのアタッカーを
上手くいかしているのも

前線で体を張り
起点となっている
高崎がいることの大きさは
疑いようのない事実


得点が獲れなくても
試合でチームに
どんな貢献をしているのか
この辺を見るのも
今年の高崎の楽しみ方だ


もう少し言えば

後半戦で
2回目の対戦をする中で
セルジーニョや前田大然
石原崇兆といった選手に
意識やマークが集中すると

今度は前戦の高崎の方で
得点が重なっていく
ケースも考えられる